2012年10月15日月曜日

手紙

先日、天袋にある古い手紙の束を整理した。
ついでに写真やなんかも…。

私はあまりものをとって置くほうではないんだけど、手紙というのは本当に処分しづらい。
でもものに執着するのも好きではないし、、選別して捨てる事にした。


ちょっとした短い手紙や何かは処分。

亡くなった友人・知人の晩年の手紙は捨てられない、これは保管。

もう今はだいぶ老いた祖母からの手紙。
最近祖母は長い文章が書けなくなった。
でも数年前までは、やさしい心に沁みる文面を書いてくれた。
これは捨てられないかった。


今の母が、書いてくれた手紙、当時は素直に読めなかった。やっと素直に読める。
まあ母は生きているし、あまりにも数が多い。
だからじっくり読んで二通ほど残し、他は処分させてもらう。
叔母の手紙も同様。ありがたく感じて、大半は処分させてもらう。

その他なんやかんや心のこもった手紙もあったけれど、きりがないから処分する事にした。
ただ捨てるのは気がひけるから、きれいな紙に包んで破棄した。



手紙の書き手は、書いている時その瞬間は、誰もかれもが美しい心で書いてる気がする。
それがなんだか照れくさい様な、嬉しい様な気分である。


それに比べて自分は、思い入れがたっぷりな重い手紙ばかり書いていたなと思う。
最近は、平々凡々のつきなみな事だけ書くようにしている。
普通に書くほうが、気持ちはまっすぐに伝わる気がする。