私はすごく色が好きです。
ただしお気に入りの一色、はない。
嫌いな色は、煮締めた様なくすんだ色、染料をそのまま使用した色。要は、ひねりのない色は気持悪い。例えば、深みのある色を狙って、くすませたり混ぜすぎたような色は汚い。それから鮮やかな色を取り違えて、ただ染料を使用するのも、すごく下品で汚い。
私が好きなのは、色のとりあわせでしょうか。
これもいろいろとうるさく…。
きれいで明るい色あわせが好みなのです。明るくていい色合わせを眼にすると、恍惚とした気分になります。どっかへトリップしてしまう。
でも巷に氾濫する明るい色合わせは、補色ばかりで、かつメリハリのない、気が狂いそうなものが多いですね。なんとなくあれは、いつもコンピュータ上でだけ色を見ているからああなるのかな、とも思います。
もともと日本人は色の感性が長けているはずなんだけど、既に失われてしまったようです。
私だって狂気を感じさせるような色合わせが好きなのです。でも 、同じ狂気でも巷にあふれているのはカッコワルイ狂気の気がします。
頭だけでなく身体も使って、感受性を高めてほしい。色は感受性があれば、上手につきあえます
色の本でおすすめの本
『日本の色辞典』吉岡幸雄 (紫紅者)
2010年6月13日日曜日
ソンコマージュさんと福岡英朗さん
個展でライブをしていただくお2人について
(形容がヘタでおゆるしください)
ソンコ・マージュさん: 今更ご説明するのも恥ずかしい、すごい演奏。一つ一つの音や旋律の美しい方です。演奏以外は、トークが絶妙!楽しい下ネタが笑える。それ故に演奏にも聴き入ってしまう、すごく多面体な深みのある方です。
福岡英朗さん: 軽く明かるい音色の方。私はあまり軽い音色は聴かないのですが、福岡さんに限っては、なぜか聴いてしまう。
福岡さんの曲の歌詞は、明るいんだけども、山椒のような毒というか辛味があるのです。 最近それに気づいて、ライブに行くと、歌詞を追って聴いてしまいます。言葉が非常に効いている演奏なのですね、
いつまでも心に残ってしまう、そんな歌が気になり、今回出演をお願いしました
(形容がヘタでおゆるしください)
ソンコ・マージュさん: 今更ご説明するのも恥ずかしい、すごい演奏。一つ一つの音や旋律の美しい方です。演奏以外は、トークが絶妙!楽しい下ネタが笑える。それ故に演奏にも聴き入ってしまう、すごく多面体な深みのある方です。
福岡英朗さん: 軽く明かるい音色の方。私はあまり軽い音色は聴かないのですが、福岡さんに限っては、なぜか聴いてしまう。
福岡さんの曲の歌詞は、明るいんだけども、山椒のような毒というか辛味があるのです。 最近それに気づいて、ライブに行くと、歌詞を追って聴いてしまいます。言葉が非常に効いている演奏なのですね、
いつまでも心に残ってしまう、そんな歌が気になり、今回出演をお願いしました
『雲の裏』
個展のお知らせです、
『雲の裏』
ぜひ足をお運びください
2010年7月16日(金)~7月21日(水)
12:00~20:00
※最終日17:00まで
場所: ポルトリブレ(新宿三丁目駅C8出口より徒歩30秒)
℡03-5269-7076
会期中ライブあります
福岡英朗ライブ 7月17日(土)18:30開場・19:00開演
料金¥1,000(1ドリンクつき) お問い合わせ:lilycoral@gmail.comまで
ソンコマージュライブ 7月18日(日)16:30開場・17:00開演
r料金¥2,500(1ドリンクつき) お問い合わせ:ポルトリブレ℡03-5269-7076まで
『雲の裏』
ぜひ足をお運びください
2010年7月16日(金)~7月21日(水)
12:00~20:00
※最終日17:00まで
場所: ポルトリブレ(新宿三丁目駅C8出口より徒歩30秒)
℡03-5269-7076
会期中ライブあります
福岡英朗ライブ 7月17日(土)18:30開場・19:00開演
料金¥1,000(1ドリンクつき) お問い合わせ:lilycoral@gmail.comまで
ソンコマージュライブ 7月18日(日)16:30開場・17:00開演
r料金¥2,500(1ドリンクつき) お問い合わせ:ポルトリブレ℡03-5269-7076まで
2010年6月11日金曜日
2010年6月7日月曜日
2010年6月2日水曜日
池の老賢人
うちの事務所は、不忍池に面したマンションの中。
事務所の真下の住人、Dさん。もう80代後半の男性。いつもエレベータで挨 拶をするだけなのだが、私は彼の事が大好きです。
アメリカから日本に永住して、一人暮らしをしている Dさん。彼をみていると、いつも最晩年のユングを思いだす。
最晩年のユングの写真なんてみたことないけど、あの「賢人」というイメージが、Dさん と重なってしまう。
Dさんは、文章を書いていて、それを読むと、この池が大好きなのがすごく伝わってくる。
いつも夕方に池の畔をあるいている。
まるで不忍池の番人のような人。この国の人より、もっとこの池が似合う人。
実はここ半年、Dさんをみかけなくなった。高齢だけど、ものすごく明晰で頑強なDさんだから、ちょっと意外だった。だけど、入院してもうこれきり会えないのかと、ずっと心配して いた。
最近なんとなく、このマンションにいる気配。管理人さんに訊くと、
「退院して、付き添いさん付で自宅にいるよ。時々、 車椅子で散歩に行っているから」
と嬉しいことがきけた。
Dさんが池の側にいないと、私はなんだか落ち着かなくて。
お帰りなさい。
事務所の真下の住人、Dさん。もう80代後半の男性。いつもエレベータで挨 拶をするだけなのだが、私は彼の事が大好きです。
アメリカから日本に永住して、一人暮らしをしている Dさん。彼をみていると、いつも最晩年のユングを思いだす。
最晩年のユングの写真なんてみたことないけど、あの「賢人」というイメージが、Dさん と重なってしまう。
Dさんは、文章を書いていて、それを読むと、この池が大好きなのがすごく伝わってくる。
いつも夕方に池の畔をあるいている。
まるで不忍池の番人のような人。この国の人より、もっとこの池が似合う人。
実はここ半年、Dさんをみかけなくなった。高齢だけど、ものすごく明晰で頑強なDさんだから、ちょっと意外だった。だけど、入院してもうこれきり会えないのかと、ずっと心配して いた。
最近なんとなく、このマンションにいる気配。管理人さんに訊くと、
「退院して、付き添いさん付で自宅にいるよ。時々、 車椅子で散歩に行っているから」
と嬉しいことがきけた。
Dさんが池の側にいないと、私はなんだか落ち着かなくて。
お帰りなさい。
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