2007年12月30日日曜日

治療の経過






治療には週一ペースで通ってます。
「時々、ぶりかえしが来るから」とお医者さんに言われたとおり、時々以前の自分に戻る日もあります。

以前は、頭に漬物石が乗っかっているか、上から常に押さえつけられている感じ。かつ、おはしくらいの細さの骨で支えているような感じ。最近は、麺棒くらいの骨で支えているような安定した感じです。
これも、具合が良くなってはじめて、「前に首が重いときは、こんな感じだったな」と思い出せるように。
渦中にいるときは、痛みに鈍感になっているようです。
たまに元に戻ると、かえって健康のありがたみが増したりして。
(上の写真のキューピーが、使用前と使用後のイメージ写真。)

でも、先週はちょっと具合が悪く、帰宅すると全く動けなくなってました。お医者さんにそれを伝えると、
「あのさー、具合良くなって、体が動くもんだから、いろいろ忙しくしちゃってるでしょ。わかるけど、まだ完治してないんだし、もう少しじっとしてないとね。そりゃ具合悪くなるよ。」
との事。
確かに今までは、一日に一箇所だけでかけられれば私としては上出来くらいだったのです。
今も自分では抑えているつもりだったけど、体が軽いもんだからつい、ペースが速くなっっちゃうみたいです。

のんびりするのが嫌いで、常に動いていないと気がすまない性格の私には、ちょっと試練なのでした。動かずのんびりするの、結構苦痛なんだけど、でも体がそれについていかないんだから仕方ありません。

でも、いい事もあります。薬をほぼ断薬できたから(よほど具合悪いときだけ、少量飲む)、自然にやせてしまいました。かなりこれは嬉しい。

「このブログのリンクなどの説明」または「シンクロニシティの皮肉」について

年の暮れ、ついでにこのブログも大掃除。横にリンクが貼ってありますが、「とっても気になる模作舎ブログ」ってのがあるけど、これも全然自分がみないから年明けに撤去です。

なんて思ってたら昨日おもしろい偶然がありました。
友達数人
で飲んでいたら、ドイツ人の男子が「反戦」と書いて、わけのわからんウルトラマ警備隊のマークがついたようなTシャツを着ていた。
すごい日本オタクな人(剣道やっているから、日本語の敬語が丁寧すぎて笑える。)なので
「どこで買ったの?」
と聴いたら、
「新宿の駅から歩いていくところに買いに行った。とても政治的思想的なお店で面白かった。」
と言う。それって、もちろんこの模作舎しかありえないで、尋ねるとやっぱりそう。
何でこんなマニアックな店知っているんでしょう。
ちなみに私は調べ物をしていて、友人から役立つかも、と聞いたお店だったんだ。

mixiもシンクロニシティ発生。友達のところを観に行ったら、私と並ぶのがありえない人と私が、友達のマイミクとして仲良く並んでいる。

同じ思いしている人が他にもたくさんいるんだろうな。
あ、模作舎は結構面白いから、このまま貼っておくことにします。

気になるもの


水の流れや、フリルとかドレープ、カタチのないものの動きが好きです。あと光リモノ
絵に描こうとして、だいぶん苦労したんだけど最近は
「なんだ、切り抜いて貼ればいいんじゃん」
なんて思いつきました。絵プラス切り貼りしたもの。描いていたら、逆転の発想とひらめき。

そうやって、雑誌とかとっておいた写真とか見ると、結構素材になりそうなのがいっぱい。
そういえば昔よくコラージュとかしたなあ。

さらにさかのぼって、子供の頃は、宝石屋の新聞の折込チラシをひとつひとつ切り取って、よく貼り付けていた。あまり、その頃から変化なし。
まあ、これは作品というよりは、スケッチかラクガキみたいなもんです。そのへんもずっと一緒。

自由が丘

自由が丘に、週に一回ペースで通うことになりました。

もう自由が丘なんて、五年に一度くらいしか行くことはないだろうと思っていたのにびっくりです。
遠い昔に目黒区民でしたが、中野杉並地区lに来て20年近く。すっかり縁遠くなってたのです。なんかこぎれいで苦手な街って印象だったけど、だんだんそういやじゃあなくなってきました。

しかも自由が丘って、世田谷区かと思っていたら、駅は目黒区。したがって、午後五時になると「目黒区の歌」が鳴り響きます。まだこの歌流れていたんだー。

少し駅から離れると、まだ昔の町並みが残っていてほっとします。よく歩くと、うちの近くの堀の内や、南阿佐ヶ谷に雰囲気にているな。回を重ねると、苦手な場所も少しなじんでくるのでした。

素晴らしくポジティヴ

最近台所の包丁が一つ、刃こぼれしていました。年の暮れだし、思い切って処分することに。

燃えないゴミの日に、紙でくるんで処分しました。昼になって、ごはんを作ろうと台所にたって、残っている、使いやすい包丁を取り出そうとしてびっくり。なんと、まだ使える包丁を間違って捨ててしまったのです。

包丁を買いにいかなきゃ、と思いつつ、名古屋のおばの顔が思い浮かびました。
名古屋は贈答が盛んでもらいものが家にたくさんあります。
だから、「日用品がほしいときは、絶対におばさんに声をかけて!」
、といつも言われているのです。なんでも「金はないけど、いらないものなら山とある。」と言うくらい。

話がそれるけど、名古屋のおばにとって、知人と「おつきあいする」というのは、友達づきあいでなくて、盆暮れのもののやりとりのことを指しているのです。(友達は別らしい。)いつも、「そんなおつきあい無意味だわ。」と思う私。

でもおばなら、いい包丁を持っているかもしれないので、電話してみました。
包丁を捨てたいきさつを語ると、
「あらー、あんたいい厄落とししたね」といきなり一言。
何が厄落としかって、役に立つものを捨ててしまったから、一緒に厄も落ちるだろうという考えらしい。もしかして、厄と役をひっかけているの!?思わず笑ってしまいました。限りなく、前向きな発言です。

それにちょうど、いい包丁が家にいくつかあるとのことで送ってもらうことになりました。
厄落としして、新しい年が来ようとしてます

2007年12月23日日曜日

終わりの後に

今年は、日本だけでなくなんとなくどこの国でも、崩壊や滅びへのムードを感じている人が多いなと感じられました。
毎日悪い方へ進んで行く、みんなそれを感じているみたいです。そういう話題が多くて、はじめは私も暗くなりました。

でもちょっと待ってほしい。終わりがあれば、その後は必ず始まりがあるのがこの世です。
そう思ったらあまり怖くなくなった。

祖母と話すと、それを感じます。祖母はとても悲惨な時代と環境を生きてきたけど、
「人間はどうしようもない環境になっても、なんとかして生きていかれるもんだよ。」
と言われ、私もそれは納得できました。

物事は、始まりと終わりが表裏一体。
私もいつかこんな文章でなくて、作品でそういうものが伝えられるようになりたい。

ぼー

最近のストレス解消、「真剣にボーッとする」

病気がよくなったとはいえ、「すぐに疲れる」「いっぺんにいろんな情報を取り入れすぎない」というのは変わらないです。
めでたく、薬の服用はなくなりました。ただそのぶん、今まで薬で調節していたことを、自分で調整するんです。
それを無意識にできるようになったら、たぶん完治するんでしょう。そこが一番時間がかかりそうです。

いちばんの最近のストレス解消は、「真剣にボーッとする」。
家で映画を観る。(レンタル屋に借りに行くと、映画を選ぶのに疲れるので、NG)テレビでたまたまやっている映画をただ垂れ流し的に観るのがよいです。テレビで映画やっていないときは、時代劇かサスペンス劇場もよし。マンネリっぽいものがよいみたい。

後は、マンガをぼーっと眺める。うちは、マンガをあまり置かないことにしているので、もっぱらマンガ喫茶とコンビニ立ち読みを活用。マンガを読んでいる時がいちばん楽しいです。

2007年12月16日日曜日

バカ姉弟ごっこ


ほとんど寄り付かない実家に、今晩会社帰りに行ってきました。
前日に母親に連絡すると、21時まで父と2人ででかけるから、弟をごはんを食べにつれていってほしいとの頼み。

外食続きのこの頃なので、弟と一緒にごはんをつくることにしました。(うちのバカ弟は17歳。わかりやすい反抗期、ガラスのような心を持っているのですー)
ブリのあら鍋を作ることにしました。具の野菜などは、弟に冷蔵庫にあるものを電話で確認してもらいます。
ブリのあらと白菜を買ってきて。二人で料理しながら(というか、弟は舎弟、アシスタントね)、いろいろ語ったりして。

修学旅行のおみやげを買って来てくれたのが、期待していなかったからうれしかったな(最近の高校生はワイハに修学旅行で生意気である)。しかし、ジャーキーを買うお金はなく、フラガールの栓抜きがお土産なところがかわいらしい。

ご両親が帰ってくるまで、たっぷりバカ姉弟ごっこをしたのでした。

2007年12月14日金曜日

治療

昨日、3回目の治療に行ってきました。
1回行っただけで、もうずいぶん楽になったけど、しばらく通って骨のゆがみをとっていくのです。

今回は数年間、安定剤を飲んでいたので、それを少しづつやめるやり方を教わりました。何年も飲んできたから、素人が勝手にやめられるものではないのです。

このお医者さんは、ものすごく腕のいい職人さんのようなお医者さんです。
だから、お互いに無駄な会話を一切しなくていい。私も余計なことは訊かないし、お医者さんも
「水分とりすぎないで」とか「尾てい骨がゆがむから、しばらく自転車に乗らないで」とかしかいいません。
ただ、いちいち言うことに筋が通っているので、言われたことを守るだけです。

私も、無駄なくだらない質問はしないようにしています。
それから、どうして交通事故になったのかとか、どうしてパニックが起こるようになったのかを訊かれないのも、気持がいいです。
たぶん、腕のいいお医者さんだから、体をみれば、大体のことはわかるはずです。

目黒に治療に行っているのに、なんだか池之端のお店で職人さんとしゃべっているのと同じ気持よさがあります。

いよいよザッハトルテ♪



というわけで、日をあらため、ザッハトルテをみんなで食べました。
前の晩にネットで調べたら、やっぱりすごいものらしい。デメルが真似っこ商品を出して、裁判になっちゃったんですね。
で、このトルテの木箱には、ちゃんとオリジナルってしっかり焼印が押してありました。

実は、会長のお友達がウィーンから送ってくれたんだけど、それも大変だったそうです。
この中に麻薬を入れるケースが多く、税関を通る手続きが大変らしい。
木箱の底がセロテープで止めただけになっていて、それは税関で一度開封されたためのようです。

肝心の味は、おいしかった。でも一つには、この希少価値ゆえにおいしい。それから、私が保存の効くこってりしたお菓子が好きなのもあると思います。他の人たちは、
「少し味がしつこい」
といっている人もいました。
私は、フランス菓子系のやわらかい洋菓子があまり好きではなく、こういう歯ごたえのある洋菓子が好きなので、よかった。

逆を言えば、海外に住んでいる人が、おいしい最中なんかを、たまたま日本から送ってこられたようなものでしょう。希少だからいつもよりおいしく感じたりして。
でも何にせよ、この日くらいお茶の時間が楽しみだったのもひさしぶり。ちょっとした大イベントでした。

2007年12月11日火曜日

ザッハトルテ♪

夕方、会社の事務所で会長から
「店舗の冷蔵庫にチョコレートがあるからとってきて。」
と言われ、店の冷蔵庫を開けると、木の函に入った、本物のザッハトルテが入っていました!!
しかも大きさが直径40センチ。
早速、お店の人達と、事務所の人たちようにトルテを半分にしようとナイフを入れたけど、
コーティングしてあるチョコが分厚くて、きれいに半分にならないのです。
でもどうやら、半分にわけて会長に持っていきました。

ちょうどお礼状を書いてらして
「これ、なんてお菓子?」
と訊かれたので
「ザッハトルテですけど、ホテルザッハって書いてあるから本物のザッハ・トルテではないでしょうか。」とお答えすると、
「あ、ほんと」
とあまりよくわかってないご様子。なので、どんなにおいしいものか説明しました。私は洋菓子はあまり好きではないけど、これは結構おいしいものなのです。

その昔学生時代に、ウィーン留学していたバイト先の子が、帰国したとき、手のひらにのるような小さなザッハトルテをみんなにおみやげに買ってきてくれました。その時に、
「こんな小さくても、結構値段はするんだー」と彼女が言っていました。
ほんの一切れずつしかみんなの口には入らなかったけど、味は、すごくおいしかった。

夕方だったので、とりあえず今日は食べないで、明日のお茶の時間にみんなで食べることに。
ああ、楽しみ・・・・。

2007年12月5日水曜日

明るいきざし2

というわけで、また日がたちました。
毎日、体が痛いのとだるいのがないっていうのが本当に楽しい。
今までは、いいライブを観たりしたときしかなかった、普通の安定した気持が戻ってきたのです。

もしパニックは治らなくても、この体が軽くなることだけでもとても大きな変化です。
(精神科だけではなく、脳脊髄のお医者さんに通院することにしたのです。)

気持というのは、体と直結しているんだなあと実感。
一番うれしいのが、会社から帰るとき。足取りが軽く、普通に歩いて駅までらくらく行かれるのです。

おばに電話をしたら、「前はこれくらい、声にハリがあったねえ。久々に元気な声を聞いたよ」と言われびっくり。

そして普通に世間に触れられるのがびっくりです。
病気してよかったのは、精神力が少し強くなったことかなあ。

でも、まだまだ先は長いから、飛ばさないように、そうっと毎日抑えて喜んでます。