2007年4月24日火曜日

足元も見ないと

会社の展示会の準備が始まりました。(というわけで、またお弁当、しばらく休止)

ふだんは、個人行動がすきな私も、こういう時にみんなで準備をするのはすごく好きです。みんなで同じ事をしているから、行き違いや衝突があまりないのです。その人たちの間に入って、変な気遣いもしないで済むので。
大家族で何かしているような雰囲気は、結構いいもんです。職場で万年末っ子の私には、忙しいけど一番楽しい時間です。

ところで最近、私は足元にあるものに気がつかず、すっ転ぶ事件が多発。家の中ならいいのですが、こないだは恥ずかしかった。
スーパーの入り口を抜けたとき、左側にペットショップがあり、気になってそっちへ行こうとしたら、転んでました。よく見ると、入り口の傍には、スーパーのカゴが何列も置いてあって、みんな数個ずつしか重ねていなかったのです。あわてものの私にはそれが視界に入らず、足に激突してしまったのです。
スーパーのおばさんが飛んできて、「大丈夫?」と優しいフォローをしてくれたので、よかった。誰も来てくれなかったらさらに恥の上塗りでした。

昨日は、朝出勤前にふとんに足を取られて、家具にぶつかってしまった。「私、かなりやばいなー。」とショックで出勤。
ところが久々にみんなで作業しながら、いろいろ話しをしていると、なんと私と同じように転び続けている人が2人いました。
一人は、犬を連れて散歩中に、犬にひっぱられて転び、ガードレールに顔面衝突。
もう一人は道路で転んだら、足をくじいてしまった。

それで、そのお二人につっこんで聞いたら、転ぶのはしょっちゅうだそう。私と同じように、足元に目がいかないで、だいたい3メートルくらい先を見て行動しているほうが多いそうな。
「私だけじゃないんだ」とちとほっとしましたが、これからはもう少し足元を見て歩かなくては!!

2007年4月22日日曜日

お弁当

最近、もういっこ、勤務先を増やしました。いえ、やっと増えたのです、ひと安心。

なんとなく、お弁当づくりが復活。ずっと今まで通い続けている会社は、お店なので気ぜわしく、中では食べたかったのです。で。必ず外で食べることにしてしまい、かれこれ1年くらいお弁当とは遠ざかっていました。

お弁当といっても、凝ったのを作るとすぐにいやになるから、だいたいは、パンにジャムを塗ったり、チーズをはさんだりします。後は、お弁当箱のすきまを埋めるために、プチトマトとかゆで卵を入れるだけ。

まれに前夜のごはんが残っているとそれがお弁当になります。ごはんのほうが、おかずは楽です。梅干を入れたり、のりをつけると様になるので。

冷蔵庫の残りものが一気に片付くので、お弁当も結構いいもんです。
あんまり気張らず、お弁当作り、しばらく続きますように・・・・・。

2007年4月13日金曜日

道 その2(後)

で、古本屋の人とは、また話しこんでしまった。
購入を決めた天本英世さんの本は、「スペイン回想」と言って、スペインについて書かれたものだったので、古本屋の人に
「あなたもスペインに行ったことがあるんですか?」とたずねられた。
私が
「数年前に、スペインの南の方にいって、去年は北スペインのカンタブリアの洞窟に行ったんです。」
というと、
「アルタミラの洞窟は中はみられないはずでしょ?どっか他にあるの」
とかなりくわしいつっこみ。きっと北スペインにくわしいんだろうな。
「アルタミラ以外にも周囲に洞窟がいくつかあって、他の洞窟はひっそりしているので、中に入れるんです。」
と教えてあげた。それにしても彼の話がすごくくわしいので、今度は
「スペインのどこに行ったんですか」、と私が質問した。
「サンチャゴの巡礼に行ったんですよ。スペインからポルトガルまで2ヶ月くらいかけて歩くんです。」
というので、すごい人もいるなー、とびっくり。サンチャゴの巡礼は話だけは聞いた事があったけど、日本人で歩き通した人ははじめて知った。

それはひたすら道を歩いて歩いて、スペインの北部から西へひたすら歩いてポルトガルサンチャゴ目指して、巡礼していくんである。日本の四国参りみたいに、お金も結構かかるのかと思ったら、
「宿はどこも400円程度で泊まれるから、あんまりお金の心配はいらないんだよ。」
と言われてびっくりした。

私はまだ2回しか行ったことがないんだけど、スペインが好きです。
1回目は、一人でマドリッドに行って、そこからモロッコまで南下しようと思った。だけど、高熱が出たのでセビリヤに行った。南国で、すごく雰囲気が行ったので、また行きたくなった。

去年は、十数人でスペインに行った。フランスから行って、北スペインに入って3日で、私だけ日本に帰らなくてはいけないので、すごく辛かった。だけど、行く前に北スペインにまるで興味はなかったんだけど、こっちはこっちですごく気に入ってしまったのが収穫でした。

ようするに、私はスペインの人の心意気みたいなのが好きらしい。みんな気取らなくておせっかいで世話好きな人が多いように感じられ、そこが好きなんである。

一本の道をはじからはじまで歩いてみたい願望のある私としてはぜひ歩いてみたい。
次はいつ海外旅行できるかわからないけど、今度はサンチャゴの巡礼路を歩くか、セビリヤからモロッコへの旅行をぜひしたい。

道その2(前)

こないだ古本屋で天本英世さんの本「スペイン回想」を見つけた。スペインと天本ファンの私は即買いでした。

天本さんは、ご本人は嬉しくなかったようだが「仮面ライダー」に死神博士の役で出ていたりする。私としては「麻雀放浪記」に出演しているのがすきである。中野や高円寺、あたりによく出没していて、かなり不思議な人である。もうちょっと長生きしてほしかったな。
自分の家が、あまりにも老朽化しているからそこに本や荷物を置いて、寝泊りは知り合いのクリーニング屋さんの2階。しかも、朝になればお店の迷惑だからと、さっさと出かけ、夜にまた帰って寝ていた。執着のない生き方、かっこよすぎです。
私も人生の終わりは、一人でどっかで朽ち果てたい誰に看取られないで死にたい願望があります。でも、人間死に方を自分で選ぶことはできません。仮にこういう人生を送れるとしても、それを実行するのは本当に難しいことです。


で、その本を買おうとしたらお店の人に話しかけられた。「うちの店、天本さんよく来ていたんですよー。」
「えー!!」

私も昔、中野でフリーマーケットに出店していたら、天本さんが何回か来た。琳派の柄のナイロン柄シャツをほしそうにしていたが、3000円という値段は高 いらしく、少し値下げしたが、彼は買わなかった(後で、タダで上げればよかった、と後悔。)
それから、バザーで買って過剰装飾でもてあましていた、キリストのご絵を売りに並べていた ら、「キリストもこんなところで売られるとは、末世よのう・・・」などと言われ、結構恥ずかしかった。今ならもうしません、天本さんごめんなさい。

私は天本さんはそんな恥ずかしいシチュエーションでしか、お見かけしていないのです。

2007年4月11日水曜日

こないだ、自転車で若林の方まで行った。うちは、中野にあるのでひたすら南下していくのでひさびさに甲州街道にでた。

甲州街道でバイクで事故にあってから、バイクでは怖くて通りづらくなってしまった。特に笹塚のあたりは上を走っている高速が上空をふさいでいるので、暗くて怖い。だもんで、最近は自転車か歩いて通ったりする。

私は甲州街道がなんとなく好きで何かにつけては甲州街道を使っていた。甲州街道の起点は、皇居半蔵門のお堀のところ。だけど、そこから四谷新宿、と過ぎて、代田、調布方面。どんどん奥に行けば山に行かれる。全然雰囲気が違う。ほんとのこと言うと、一回奥まで行ってみたい。
よく考えたら、子供の頃、山梨とかに遊びに行くときも使っていたから、子供の時の記憶とかぶったりして。
それにしてもあのラブホテルの案内看板の「野猿」って名前が強烈だったなあ。どんなホテルなのか。誰か行ったことある人いますか?それから初台や笹塚のあたりにまだ古い商店街が残っていたりしておもしろいんである。
でもその先ってどうなっているんだろう。

青梅街道は、もう奥の奥まで何度か行ってるのでわかっているけど、この次は甲州街道の奥までいってみたいな。それと一度でいいから、国道41号線を名古屋から富山まで全部通ってみたいんである。

2007年4月5日木曜日

岡本太郎の鐘

名古屋の実家は、北区というところにあります。意外なんですが、名古屋は全国で一番お寺の多いところだとおじが教えてくれました。言われてみれば近所は寺だらけ。それから小さな祠だとかもたくさんあるし、神社もほんとにたくさんあります。

で、近所に久国寺というお寺があり、いつも傍を通っていたものの、中に入ったことはありませんでした。たまたま、新聞に、この久国寺に岡本太郎の鐘があるというので、お散歩がてらに行ってみました。

鐘の上はとげとげがありますが、下のほうは、動物とかいろいろなものが踊っている絵が浮き出ています。お寺の純和風なたたずまいの中で、一つだけうんと昔の縄文時代からあるような鐘です。とはいえ、靜かなお寺なので、あたりと鐘はとけこんでました。

名古屋は駅前のエスカという地下街に、十数年前まで、岡本太郎のインスタレーションというか、ステージのような不思議なものがあり、これを観にいくのが、小さい頃の楽しみでした。岡本太郎さん、いろんな意味ですごい人です。
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