2007年9月29日土曜日

季節の変わり目

この数日、なんだか体調が悪いです。昨日は仕事中にめまいが激しく、電話での会話ができなくなり、ちょっと休ませてもらいました。まあ、季節の移り変わりで不調なものもあるんでしょう。
今日は休みなんだけど、だるくてほとんど何もできず。

嫌な話題を知人としてしまったのがきっかけ。宗教の話題は、人間関係にはタブーとよく言います。
「タブーとかそういう考えっておかしい」と思っていました。
でもそんな話題になって、つい話し込んだら、それから何をやってもキツイ。
やっぱり宗教の話はある意味タブーではあるのです。

私は、宗教とかいうよりも、信仰とか人の生き方とかそういう事に重点をおきたい。
普通の暮らしを送って、その中での自分の行いというのが、全てのものに反映すると思ってます。
何か特別ことなんてする必要はないと思う。
(これはまた別の話ですが。ラッキーアイテムとかどうやったらツキのある人間になれるか、とかそういう話も大嫌いです。)自分に与えられた人生をいかに充実させるかだと思う。

まあ、今日はごろごろとしていようと思います。

以前はこういう時があると、その状態にとても落ち込んでいたけど、最近は慣れたのか「まあいいや」なんて思います。

一番変わったのは、曇りの日や雨の日が嫌ではなくなったこと。確かに体にはつらい。
だけど、このグレーがかった天気もなかなか捨てがたいんです。天気の悪い日は、確かに不便なことも多いですが、でもグレーがかった景色の美しさもいいですよ。

だから、今は曇りの日のような私の状態も見方によっては、いい状態であったりするわけです。

2007年9月23日日曜日

じわじわ横尾さん

毎日キヨスクで目をつむって買う不特定の新聞、なんだか日曜日は横尾忠則さんが画を描いてる、瀬戸内寂聴さんの記事ばっかりだ。

最近奥日光で滝をみた。横尾さんって滝マニアだななんてふと思った。

家の机の上に、横尾忠則の本がぽんと置かれていた。「東京見おさめレクイエム」。
速読の私も、横尾さんの文章だけは一気に読めないので、毎日少しづつ寝しなに読んでいた。

新しくできた信濃町のアートコンプレックスというギャラリーにでかけたら、横尾さんのシルクスクリーンのポスター展をやっていた。だいたい本に載っている横尾作品を目にすることが多かったし、今まで横尾さん展に行ってもこんなに強烈できれいな色のってなかった。

次の日会社で、十数人分のお茶とお菓子を用意しながら、不忍池を眺めて、
「なんでか最近、横尾忠則漬けの日々だなあ」
とぼんやりした。
その日は午後から時間ができたので、京橋のギャラリーめぐりに。ぼやっと歩いていると、むこうから横尾さんが奥さんと歩いてきた。あんまり驚いて、横尾さんの顔をじろじろ眺めてしまった。

横尾美美さんの個展をやっているからみたいだった。
びっくりしたなあ。しばらく横尾さん漬けの日々が続くんだろうな。

「東京見おさめレクイエム」は、いい文章ばかりです。
絶対一気には読めないけど。

2007年9月19日水曜日

臭い話

朝、起きたらキッチンのから異臭がする。それも、居間兼寝室にしている部屋のそばの床から。

その匂いというのが、たんぱく質が腐ったような匂い。そう、動物性のものが腐った匂い。
我が家は2階なのだが、ひょっとして階下で何かあったのか、というようなとてつもない匂い。

そのままでかけて、夕方かえってきたら匂いは少しおさまっているが、以前なんだかほのかに匂う。階下か床下で何か死んでいたらどうしよう、と不安になる。
一応、大家さんに報告すると、大家さんはそれとなく階下の人に確かめてくれた。でも、なんともなさそうであったという。
しばらく様子を見ようということになった。

次の日、台所においてある、洗濯機で洗濯しようとすると、そこから例の異臭がする。???と思いながら、ふと洗濯機の脇を見ると、たまねぎやじゃがいもを入れてあるネットの袋から匂う!!
恐怖しながらみると、じゃがいもがビニールで密封されたまま腐っていたのである。

腐敗したじゃがいもの臭ーい液が、床に広がり、昨日の朝異臭がしたのだ。
夕方にはその液が乾いて、やや臭いが沈静化したらしい。
早速その液の乾いた後を、ぞうきんがけした。もちろん洗剤をつけて床をゴシゴシ。ぞうきんをゆすいだ汚水は、当然トイレに流し、ぞうきんも即ゴミ箱行き。
野菜が腐ったとは思えない、どうみても床でねずみの腐乱死体を見つけてかたづけているような臭いである。じゃがいもだけに、たんぱく質とか他のものも含まれているのであろう。ここまで臭いと笑えてくるよ。

大家さんには、うちの連れがあやまりに行ってくれた。大家さんは笑って許してくれたそうな。
最近もっとも恥ずかしい出来事でした。

2007年9月13日木曜日

大雨によせて

最近、大雨の勢いがすごい。

私は週の半分は、自転車通勤してるのですが、いきなりずぶぬれ。
普通、雨ってそれとなくパラパラと降ってきて、ややあって勢いが強くなるんだけどなあ。

いきなりざあっと雨が来ている。なんか、ドッキリカメラで
「私の頭上だけバケツで水をかけられたの!?」って状態。

今度、レインコートを買おうかと思っています。
今まではトレンチを着ていたけど、ちゃんと防水機能のある、ものを着ないと、服がびしょびしょになっちゃうんだ。

最近まで、レインコートって、必要ないと思ってました。雨も小雨ならぬれて歩きたいし。
でもこんな大雨だと、そんなこといってられないよ。
そんな正当な理由がついたから、大手をふって買物ができる♪
レインコート、どんなのがいいかなあ♪

2007年9月10日月曜日

狭い心

近頃私は、いろんな人それぞれの生き方を「人それぞれ」ってみられるようになりたいなと思っています。
人の生き方の多様性を認められれば。

私は、普通に生きているというか、きまじめすぎるくらいに生きているようだけど。
でも、カチンコチンに固い生き方をする人とか、つい馬鹿にしてしまうんだよね。余裕のない生き方している人とかもむかむかしてしまいます。(自分のことはさておいて)
時間に追われていわる人とか、いらつく。それを私に言わないでほしい(自分のことはさておいて)
あと、臆病な人もきらい。内向的な人とかさ。いらいらしちゃうんだ。(自分のことはさておいて)


反対に、行動力があって、外に向かって飛び出していく人、既成の概念にとらわれない人は、とても良くみえてしまう。自由で、かっこいいんです。

でも、そうでないあくせくしている人を見て、今日もいらいらしちゃった。たぶん自分も同じくらい余裕がないんだろう。

私にとって、人間の生き方の多様性を認めるということは、世の中ではマイノリティとされている人の生き方を認めることよりも、むしろそうでない人の生き方を認めることであるようです。

衣替えの時期がかわる

今日、うちの店の隣の呉服屋さんから朗報をききました

従来の和服の衣替えは、六月九月は「単衣」、その真ん中の七月、八月はもっと薄手の着物、十月は「袷」という裏地のついた着物をきます。

今度から、五月と十月も単衣、九月も紗や絽以外の上布などならokになるそうです

呉服協会のようなところで決まるそうな。あまりにも気候が暑いもの。私も適当にあまりルール違反にならない程度には、アレンジして着ていたけど。でも、うるさどころの多い場面では、そうもいかなく、暑いのをがまんして従来どおりに正しい着方をしていました。

でも、衣服というのは、気候にあわせて着るもの。ちょとほっとしました。

それは同時に温暖化が、目にみえて自分のまわりで次々に顕著になっていく事でもあります。

2007年9月5日水曜日

続・憧れの!

で、父親は、他愛もなく陥落。
私も家を出て自立しているつもり。普段あまりこういう禁じ手は使わないのですが、たまに使うと効くみたいです。

さて、そういうわけで2人でブルーノートへお出かけ。
で、肝心のボビー・ハッチャーソンさんですが、ほんと聴きに行ってよかった。
4日間毎日2ステージもこなすから、そんなに気合いをいれないで演奏されてもしょうがないかなあ、などと思っていました。

でも彼は真剣に、そして楽しんで、プレイしてました。もうかなり年配のはずなのに。
さすがに自分がプレイする時以外は坐っていましたが、ひとたびプレイするともう、表情も雰囲気も変わってしまうのです。
楽しんで演奏している人の表情って、すごくいいものです。共演のミュージシャンもすごく楽しそう。ひとつひとつに気をぬかず、大事に1曲1曲をいとおしんでプレイする姿がよかった。

音楽もいいけど、彼らの表情やかもしだすヴァイヴが良かった。
よく考えてみれば、御大ボビー・ハッチャーソンですもんね。やっぱりすごい方でした。
私も何かに没頭して、すごくいい表情をしてみたいです。

そして父親も実はジャズを聴きに行ってみたかったそうで、「また聴きたいから、誘って。」という返事。
演奏後は、2人でお酒をがんがん飲んで、素敵な夜を過ごしたのでした。

憧れの!

子供の頃から、ジャズがかかるとすごく好きな音がありました。
まあ、私はドラムやベースやホーンなんかの重低音はもちろんすきなんですが。

でも、ビブラホン!!ビブラホンの音がすごく好きなんです。

あの音を聴くと、なんか夢の世界の音を聴いているようで「うっとり」したもんです。どうやってあんな音がでているの不思議でした。
子供の頃、私は疑問に感じたことを、どうやって大人にたずねたらいいかわかりませんでした。だから、ずっとどんな楽器であの音が出るのかわからず、ある日それが鉄琴やマリンバみたいな楽器であると知って、とても嬉しかった。

で、先日新聞を見ていたら、ビブラホンのボビー・ハッチャーソンが、ブルーノート東京で公演するという広告が出ていました。
大好きなアルバム「Let ' em Roll」にも彼のビブラホンが入っています。
その広告を見たら、なんだかとても聴きにいきたくなちゃった。

でもブルーノートは、ちょっと今の私には手がでないので困ってしまいました。
それでも、どうしても行きたいから、「禁じ手」を使ってみました。

「禁じ手」=父親、です。

父に「たまには、愛娘とジャズを聴きに行かない?」などと、VISAカードのCMみたいに陳腐なメールを父に出してみました。
うちの父は、マニアではないですが、昔いくつかジャズのレコードも持っていたので、そう嫌いではないはず。

続・ちょっとひとこと

8月20日のブログに、「ビッグスクーターでかかっている音楽がなぜださいのか。」ということを書きました。
田中氏のコメントの書き込みが今日してあって、改めて考えてしまった。

昨日、歌舞伎町で遭遇したスクーターもかけている音楽、ださかったぞ。

私は、そんなに音楽通ではないが、最近の街中で流される音楽はけっこう「苦笑」である。
同じ歌詞やサビを何度も繰り返す曲が非常に多い。しかもなんていうか、かつてのオ○ム教の洗脳ソングを思わせるんだよね。稚拙で頭から離れない。
ああやって、何度も繰り返さないと、印象に残らないくらいに、たくさんの音楽があり、そしてそれらはすぐ消えていく。

そして詞がまた陳腐。恋愛の歌なんて、もうなんか深みがまるでないので、苦笑。コンビニやなんやかんやのお店に入ると、そんな音楽のワンダーランド、結構、拷問です。

しょうがないから、最近そういうのがかかっていると、笑うことにした。
そう思うと、結構不条理で非日常的で笑えます。

ああいう曲で感銘する人がいるんだろうか。感銘はしないだろうな。
最近みなさんがよく使う言葉、「感動できる」曲なんでしょうね。
もっとかっこいい音楽を聴こうよ。

すいません、また、ひねくれもののグチをこぼしてしまいました。

2007年9月3日月曜日

変わった柿の実





この花のカゴ盛りに青い実がついてますよね。
これ、小さな柿の実なんです。まだ、青い。
これは、うちわや蛇の目傘に塗ったりする柿渋ようの柿の実。
あの独特の匂いがたまらないですね(私、匂いフェチなので)

これは、柿の実が青いうちに搾った液を2年ほど発酵させるそうです。用途は、うちわ以外にも布をや建築ようの木材に塗って、防腐剤の役目もするそうな。

めずらしかったので、写真にとってみました。
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