2007年10月21日日曜日

意外なもので

ここ一、二年私の人間づきあいにも変化が。
なぜかひと回りくらい下の子たちと接する機会が多いのです。一緒に外国に行ったり、絵を習ったり、仕事をしたり。

その昔高校生の頃は、私は年上の友人ばっかりだった。それから同世代の友達もできるようになったけど、年下の人は怖くて話せなかった。
そのうち、弟の世話をするようになった。弟は私と16歳離れている。いつも頭をこづいたり一緒に騒いだりする。

はじめは、年下の子と話すのは、すごく違和感を感じた。だけど、よく考えたらうちの弟と接するようにつきあえばいいんだ、と思うようになった。
それからは、年下の子と話すのが結構楽しくなった。ときどき楽しさあまって、うちの弟にするみたいに頭をはたいたりしちゃうけど。(一応、親愛表現なのです。)私は口が悪いせいか、この野郎とかバカとかの言葉連発。

あんなに年下が苦手だった私が、こんなふうになるなんて、人生って本当にわからないものです。
あんまり自分というものを、決め付けないほうがいいなと思ったのでした。

木曾・くるまやの蕎麦

先日、日帰りでおばと木曾の御嶽山に行ってきました。
しょっちゅう行っているおばが「駅のそばに、とてもおいしい蕎麦屋があるからお昼を食べよう」
と言われ、あまり期待しないででかけました。

ところがこの「くるまや」の蕎麦がおいしかったのです。木曾は長野の南端のほうにあるから、お蕎麦もあまりおいしくないかな、などと思っていたけど、こんなにおいしいのははじめて!!
ちょうど、お昼の混雑の直前に行ったので待たされずにおいしいおそばを食べられました。

お店も古い造りで、いい感じ。何より、お蕎麦が真っ黒でおいしいことにはびっくりしました。
(後で、木曾はお蕎麦の発祥の地だと知り、ちょっと赤面)生蕎麦の宅配もしてくれるそうで、あんまりおいしかったから、今度頼もうかなと思っています。

そうそう、近くには「寝覚めの床」という、ちょっと不思議な名所があります。
浦島太郎が竜宮城から帰って旅に出て、木曽川たどり着いて、玉手箱を開けたとされる場所なのです。
なんで、海から帰ってきて、こんな山の中で玉手箱を開けるんだ?という、一抹の矛盾を感じてしまいます。
ちょっと、青森のキリストの墓みたいですね。

木曾は、檜だらけでいい風の吹くところでした。

2007年10月18日木曜日

当たったー!!



以前、懸賞の話題をここでしたことがありますが、やっと当たりました!!(もっともめんどうくさがりであまり応募していなかったけど)
いきなり、ドイツのビールとソーセージのセット!!しかもクール便で冷えて届いたのです。
すごく嬉しかった。

黒ビールと普通のソーセージ、白いソフトタイプのソーセージ。かなり素敵な晩餐ができちゃいました。
加入している携帯電話会社の懸賞だったのです。
だめもとで応募してみるもんだなあ、と実感。

食べ物が当たるって結構嬉しいものです。普段自分では買わない、ややよさげなものが突然届くんだもん。
また、気が向いたら懸賞に応募してみます。俄然やる気なり!!

2007年10月14日日曜日

名古屋 日本画滅亡論

愛知・中京大学アートギャラリーCスクエア
10月20日まで

いわずとしれた、「日本画」への問題提起の企画。東京の画廊にあったポスターを観て、行きたいなと思った。ちょうど名古屋に行く時期と重なっていたから喜んで出かけた。

祖母が日本画のカルチャーセンターに通っているために、小さい頃ずいぶん
いろんな日本画展に連れ歩かれた。だからある意味、「日本画」って自分も影響を受けている。

もちろんいい画もたくさんある。好きな画も日本画とされるジャンルに多い。
だけど、「日本画」って固めたり、日本画の大家とかってどうも私は苦手だ。
「日本画」って伝統工芸の世界における人間国宝の作品みたいな気がする。
本物の職人は、名前なんか出すことに興味なんかない。それよりいいものをつくる事に重点がいく。

芸術の世界だって同じことだと思う。