2007年5月26日土曜日

珍しく時事ネタ

さっきテレビのニュースを観てむっとしてしまった。中国のサファリパークで虎に牛や兎を生餌で与えているというやつね。それをサファリバスの中で、来園客が喜んでみているって映像。

私は動物が好きなので、基本的にこういう映像は耐えられない。それでテレビをあわてて消してしまった。
だけどちょっと待ってほしいのは、私はだからといって
「中国人は残酷だ」
とかは思わないんだ。

文化の違いもある。中国では、動物は割りとなんでも調理して食べてしまう。それから、よその国だとスペインは闘牛をするし、韓国だって犬を食べるじゃないですか。それに日本でも、魚の活け造りで、魚を生きたままおろしてお皿に盛り付けて食べたりする。(ちなみに私は、活け造りは絶対にかわいそうで食べられません。)
じゃあ、このテレビ局は魚の活け造りは残酷じゃないと思っているんでしょうかね。シラウオの踊り食いとかはどうなんでしょう。グルメ番組で、リポーターが喜んで食べているんだけどなあ。

先日の中国のニセディズニーの話の続きで、おもしろいからニュースにしちゃったんだろうとは思います。それとも、何らかの意図があって、ああいう映像をみせているんでしょうかね。でも、あんまり無責任に視聴者を煽るようなニュースは流さないでほしい。
朝から、ああいう映像をみせるフジテレビは非常に不愉快。・・・。またテレビ嫌いになってしまった。(除・タモリ倶楽部)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「中国人が四本足のもので食べないのは椅子と机だけ」という言喭があるらしい。逆に言えば食文化が進んだ国とも言えるね。サファリ「パーク」と言え、本物のサファリの事を考えるとあんまり違い無いのかな、とも思ったり。

asmalt さんのコメント...

(笑)サファリ「パーク」なんだね。中国の感覚は。私も食べることは大好きだから、そういう感覚は否定できないんだ。

世界を見渡すと、まだまだ自分がみるとびっくりするような価値観の違いとかあると思うんだ。

報道をするときは、価値観の違いや多様性をもっと認めるような、そんな報道をしてほしいです。
裏を返せば、それだけ狭い視野でしか報道ができないって事を現している気がするのです。