2008年8月13日水曜日

池之端 十三や

上野池之端の不忍通りぞいに、つげの櫛を扱う十三やさんがあります。
ここのお店は落語の発祥の地とも言われてます。

去年お店を改装してビルになりましたが、嬉しかったのは、一階の入り口から奥まで店構えは昔のままだったこと。
ご主人は「金がないから、そのまんま使ったんだよ」なんてうそぶいてました。


昼間は店先に、作りかけの櫛を乾かしていたり。時間によって、ご主人や息子さんが作業されたり、お子さんが遊んだり、本当にいい雰囲気なのです。有名なお店なんだけど、それをちっとも鼻にかけない、さりげなさがとてもいい。

私はいつも携帯用の櫛を買っていきます。地肌にあたっても、痛くないいい櫛です。落としては買い替えて、もう3代目。
写真の左側にかんざしや根付のガラスケースがみえますが、とてもいい品ばかり。いつもご進物に使うばかりですが、私も今度は自分用に買いたい。

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