2007年2月3日土曜日

マリーアントワネット

今週は、なぜか映画日和。今日は誘われて、「マリーアントワネット」を銀座で観てきました。ソフィアコッポラの三作目の監督作品。ガーリー、って事で雑誌では特集をかなりしていたので、さぞ混んでいるかと思いでかけました。
場所は、有楽町マリオンなんだけど、なぜかがらがら。金曜の夜なのに・・・。下のフロアでは、「愛の流刑地」を上映中。1階からエレベータに乗ると、下のフロアで大量のおじさんたちが降りていく。そう、彼らは「愛の流刑地」を観に来たのです。ちらっと、フロアを観るとおばさんの二人組みもいるにはいました。でも大半は一人でみるおじさんが多い・・・。なんか気持ちわるかったです。濃度の濃い、純一ワールドは、おじさんファンに支えられているのでしょうか。私は同じエロでも、明るいエロが好きなので、一緒に行った友達と「下のフロア気持わるいー。」と盛り上がってしまいました。

ま、それはおいといて「マリーアントワネット」ですね。漫画やら、小説やら、随分いろんな作品になってます。でもこの映画は淡々として、軽かった。しかし、軽いのでより現実感がありました。アントワネットも生身の人間なんだなあって。悲劇の主人公として大河ロマンとして描くと、なんかウソっぽくなっちゃうんですよね。私はそういうのは苦手なのです。
この映画は、タッチは軽いのにずんと来ます。本当のアントワネットは、天真爛漫で侍女やまわりの人にとても優しい人だったと聴いたことがあるんだけど、それがこの映画からも伝わってきました。

見所がファッションやヴェルサイユ宮殿なのはもちろんだけど、他にもマリアンヌフェイスフルが、アントワネットの母である女帝役ででているのもびっくり。すごいかっぷくのいい人になってます。後、使われている曲がロックが多く、パンクニューウェーブの「I want candy」なんかも入っていて面白かったです。

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