2007年2月13日火曜日

子矢野さん登場!

家の近所の遊歩道に、矢野さんと名づけてかわいがっていた猫がいた。
すごく賢くて、目つきが悪くて、態度がデカイ。まさに私の好みの王道を行っていた猫だったのである。しかも、オスだと長いこと思っていたら、ある日よく見るとどうも年とったメス猫であった。
猫のオスメスの区別を間違えたことがなかったので、「恐るべし!矢野さん!」などと思いながら、お気に入りの猫だったのである。

それが、去年の5月を境に姿を見せなくなって、どうも老衰で死んだらしい。毎日顔をみて、話しかけるのが無上の楽しみだっただけに、いまだに矢野さんのいた遊歩道を通るたびにさみしさはつのるばかり。
ところが、先週、その遊歩道から2区画くらい我が家の近くで、矢野さんにそっくりの猫のうしろ姿をみかけた。そこで、そのあたりの近所を探すといたのである。矢野さんが少し若くなったような猫が。しかも矢野さんは赤トラと白のぶち猫だったけど、まったく同じ配置の模様に少しだけ、黒い毛の箇所がある。
しかし、ガンとばすような目つきは矢野さんそのまま。娘に違いない。早速名前をつけようと考えた。ちょうどその日は山本精一とPHEWさんのアルバムを聞いていた。「♪マサオの子供は~子マサオ~♪」という曲がなんか気になっていたので「矢野の子供は~子矢野♪」である。
子矢野さんは、私が懐かしそうに話しかけるとけげんな顔をする(当たり前である)。が、ただ毎日話しかけ中。早く、矢野さんのようになついてほしい。
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