最近台所の包丁が一つ、刃こぼれしていました。年の暮れだし、思い切って処分することに。
燃えないゴミの日に、紙でくるんで処分しました。昼になって、ごはんを作ろうと台所にたって、残っている、使いやすい包丁を取り出そうとしてびっくり。なんと、まだ使える包丁を間違って捨ててしまったのです。
包丁を買いにいかなきゃ、と思いつつ、名古屋のおばの顔が思い浮かびました。
名古屋は贈答が盛んでもらいものが家にたくさんあります。
だから、「日用品がほしいときは、絶対におばさんに声をかけて!」
、といつも言われているのです。なんでも「金はないけど、いらないものなら山とある。」と言うくらい。
話がそれるけど、名古屋のおばにとって、知人と「おつきあいする」というのは、友達づきあいでなくて、盆暮れのもののやりとりのことを指しているのです。(友達は別らしい。)いつも、「そんなおつきあい無意味だわ。」と思う私。
でもおばなら、いい包丁を持っているかもしれないので、電話してみました。
包丁を捨てたいきさつを語ると、
「あらー、あんたいい厄落とししたね」といきなり一言。
何が厄落としかって、役に立つものを捨ててしまったから、一緒に厄も落ちるだろうという考えらしい。もしかして、厄と役をひっかけているの!?思わず笑ってしまいました。限りなく、前向きな発言です。
それにちょうど、いい包丁が家にいくつかあるとのことで送ってもらうことになりました。
厄落としして、新しい年が来ようとしてます
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