2008年12月3日水曜日

黒いオルフェ

祭りやフェスタのイメージ探しで、映画「黒いオルフェ」鑑賞。1959年の作品なので、いかにも外側から見たブラジルで、フランス味がついている感じである。

でも、そのフランス味はこれはこれでよかった。祭りなのに、ちっとも祭りらしい明るさがなく、なんか投げやりな雰囲気が漂っているんである。ヨーロッパ的。でもこの雰囲気も、私は嫌いじゃないんだ。主役のオルフェとユリディスも歓喜より畏敬の念を感じてしまうような顔立ちで、ちょっと固かった。

でもこの固さがよかった。すごく59年前後的。もう一回見よう。

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