2010年5月2日日曜日

ほくそ笑む

ウンベルト・エーコ著の『醜の歴史』という本を買う。
どうしようかと思ったが、やっぱり欲しく。

フルカラーの図版満載の上、エーコさんの選んだいろいろな文章(大昔から現在まで)もある。
適当に開いて観て楽しむ、百科辞典的な本。
セットで『美の歴史』という本もあるが、『醜』のほうがインパクトあって、こちらを先に買ってみました。醜、どうしてこうもひきつけられるのでしょう。
醜は美にもうひと味加わった感じがします。

どこから開いても読めるので、図版の多い本は大好きです。せっかく買うのだからアマゾンで購入は味気なく、阿佐ヶ谷の「書原」という本屋まで行ってみた(手に入れる過程を楽しみたく…、とほほのこだわりぶり)。


巻末に「あるパンク・グループ」と題して、ジャイアンがトリオになったような、デブのパンクスの写真があり、「これは、一般的なパンクスのファッションについて取り上げたのか、それとも醜いといういう意味でパンク☆ジャイアントリオを載せたのか?」
考えてしまいました。

毎晩寝しなに読んでます。ほくそ笑む毎日。
 ちなみに、本屋で横に並んでいた「甲斐之庄楠音」の画集を次は購入予定。

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